2022.12.07
INTERVIEW Vol.16(後編)
生き生きと仕事をするには「食べる」が大事!
「私自身がこの仕事を楽しんでいるし、なにより仕事が大好き! 楽しいから続けられていると考えたときに、職場が明るくてやりがいを感じられたら スタッフもきっと仕事を続けてくれるだろうな、って」(大石さん・以下同) 自身も一児の母で家庭もあるからこそ、常に働く女性の大変さを考え、 その目線でレシピを作り、体にやさしいお弁当を提供し続けている。(前編はこちら)
忙しいときこそホッとする味を。
「女性は働いて帰ってきたらすぐに食事の準備をするなど、タイトなスケジュールで動くのが常。 放っておいたらできあがる一品があるとうれしいですよね。 Hydro Flaskの「28 oz Food Jar 」 で簡単に作ることができるサラダチキンはまさにそんな一品。 いや、一品と言いつつ、実は二品なんです。 作る過程できるスープもすごく美味しいから、是非飲んでみてください」
➁シンプル鶏ハム
「28 oz Food Jar」
【材料】 ※1人前
〈鶏肉の下味用〉
鶏胸肉:1/2枚
砂糖:ひとつまみ
塩:ひとつまみ
1.鶏胸肉の皮を剥がし、Food Jarの口より小さいサイズに切る。
2.鶏胸肉の表面に砂糖ひとつまみすり込み3分ほど放置。 表面の砂糖が溶けたら、塩をひとつまみ刷り込む。3分ほど放置。
3.小鍋に400ccの水を入れ、塩1/2を加えて火にかける。
4.鍋から小さな気泡がボコボコと湧いたら鶏胸肉を入れ、 鍋底からボコボコと再び気泡が出るまで火にかける。 気泡が湧いたらすぐに、鶏肉と茹で汁をハイドロフラスクに移し蓋をしっかり閉める。
5.3時間後に取り出して、食べやすい大きさにカットする。 ※実は温度管理が難しい鶏肉です。生で食べるのは控えましょう。 ※Food Jarで火をゆっくり通せば、しっとりとした食感で茹で汁も美味しくいただけます。
➂チキンスープ
【材料】 ※1人前
〈鶏肉の下味用〉
鶏胸肉:1/2枚
砂糖:ひとつまみ
塩:ひとつまみ
〈茹で汁用〉
塩:小さじ1/2
水:400cc
生姜:1片(微塵切り)
〈スープの具用〉
トマト:3個
玉ねぎ:1/4個
ごま油:少々
1.鶏胸肉の皮を剥がし、Food Jarの口より小さいサイズに切る。 生姜を微塵切りにし、玉ねぎは薄くスライスする。
2. 鶏胸肉の表面に砂糖ひとつまみを塗り込み3分ほど放置。 表面の砂糖が溶けたら、塩をひとつまみ刷り込む。こちらも3分ほど放置。
3.小鍋に400ccの水を入れ、塩1/2を加えて火にかける。
4.鍋から小さな気泡がボコボコと湧いたら、鶏胸肉、生姜、トマトと玉ねぎを入れる。 鍋底からボコボコと再び気泡が出るまで火にかける。
5.気泡が湧いたらすぐに、鶏肉と茹で汁をFood Jarに移し、ごま油を入れ、蓋をしっかり閉める。
Hydro Flaskの保温力は最大の強み。 蓋にはハニカム断熱構造を採用しているので、長時間アツアツの状態をキープできる。 ずっとお鍋についていなくても、Food Jarの強みを活かして時短レシピを! 調理に使用した「28oz Food Jar」 は、828mlの大容量モデル。 ランチボックスとしてはもちろん、クッキングツールとしてマルチに使用できる優れものだ。
必要とされる場所に、 あたたかいものを。
「コロナ禍でホットミールケータリングをする機会が少なくなってしまったけれど、 寒い季節にがんばって働いている現場へあたたかい食事を持っていけたらという想いは持ち続けています。 “凍えそうに寒いけど、アホウドリさんが来てくれたからもう大丈夫!”みたいなホッとする空気を作りたいですね。 誰かのひと踏ん張りを支えられる存在でありたくて」。
④オーツミルクのスパイスチャイ
【材料】 ※1人前
アッサム紅茶:1パック(または茶葉3.5g)
水:100ml
オーツミルク:250cc
カルダモン:3粒
シナモンスティック:1本
生姜:1カケ
きび砂糖:大さじ1/2(お好みの甘さで)
1.生姜をスライスし、カルダモンの外皮を割る。シナモンスティックを折る。
2.小鍋に100ccの水を入れ、生姜、カルダモン、シナモンスティックを入れて火にかける。 スパイスの香りを水に移す。
3.お湯が沸いたら紅茶を加え、煮出す。
4.12oz Wide Mouthボトルの凹み部分までのオーツミルクを鍋に注ぎ入れ、しばらく火にかけ、(煮こぼれる直前に鍋を火から離す、を5-6回繰り返す)砂糖を入れる。
5.茶漉しでスパイスを濾す。
温かさを長時間キープできるHydro Flaskのボトルに入れれば、湯気とともにふわっとスパイスの香りが漂う。 それだけで心身の力がほどけて思わず笑みがこぼれてしまいそうだ。 今回は、冬におススメのボトル「12 oz Wide Mouth ¥3,850(税込)」 にピッタリの容量でレシピをご用意。 誰かのひと踏ん張りを支えられる存在でありたくて」
心も体もほぐしてくれるあたたかな料理や飲み物。 そんな料理の魅力を最大限に引き出すHydro Flaskのアイテムは、この冬も手放せない。
大石 真理子 / MARIKO OISHI
1986年、大阪府生まれ。 広告制作会社の営業やカフェスタッフ・店長を経て、 ケータリング・お弁当をメインとする料理のアトリエ、アホウドリを立ち上げる。 現在は社員食堂の運営なども行う。
Photo: Hidenori Nakamori
Edit&Text: Kei Furuta
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